調査報告
小笠原諸島における乳幼児の体位と家族計画に対する態度
西岡 和男
1
,
野田 伸
2
,
生田 恵子
2
,
斉藤 リツ
2
1国立公衆衛生院
2東京都衛生局
pp.336-340
発行日 1978年5月15日
Published Date 1978/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205609
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はじめに
小笠原諸島は昭和43年6月,わが国に復帰し,翌昭和44年12月に制定された小笠原諸島復興特別措置法に基づく復興計画の推進により,新しい小笠原村の建設の途上にある3).昭和51年10月1日現在の人口4)は,男852名,女533名の計1,385名である.そのうち人種的には,欧米系の在来島民が153名(男79名,女74名),旧小笠原島民が649名(男352名,女297名)で,残りが来島者(国および東京都からの派遣職員とその他の一般民間人)である.
東京都では昭和50年度から,小笠原諸島(父島,母島)における乳幼児健診をはじめた.
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