発言あり
国際保健とは何か
川村 佐和子
1
,
草野 文嗣
2
,
篠崎 英雄
3
,
野村 茂
4
,
山本 俊一
5
,
a
,
e
,
c
,
d
,
b
1東京都立府中病院
2滋賀県今津保健所
3広島県公衆衛生課
4熊木大・公衆衛生
5東京大・衛生
pp.5-7
発行日 1978年1月15日
Published Date 1978/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205538
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わが国の戦後の工業的発展は著しく,その成果や技術を他国の発展のために提供できることは結構なことである.
同時に,戦後30年間の日本の保健領域における進展をふり返ってみると,そこには工業化や経済性の追求にともなって,あらたな課題が生起している.昭和28年水俣病患者発生,昭和30年イタイイタイ病問題化,森永ヒ素ミルク中毒問題化,昭和31年水俣病患者多発,昭和36年四日市ゼンソク患者多発,昭和37年サリドマイド児問題化,昭和38年三井三池炭鉱大事故(CO中毒),昭和39年新潟水俣病発生,スモン問題化,昭和40年アンプル風邪薬死者発生,昭和41年農薬問題化,昭和43年カネミライスオイル中毒,などである.
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