日本列島
小・中学生の問題行動調査—沖縄
伊波 茂雄
1
1沖縄県環境保健部
pp.873
発行日 1977年12月15日
Published Date 1977/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205535
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沖縄県教育庁では,県下の全小・中学校において発見・指導した問題行動について調査したものを集計し,その結果をまとめた.
それによると,昭和51年度の問題行動は中学生の場合,警察が発表している補導数よりはるかに多く,最も多いのは「喫煙」で全体(5,047人)の27.8パーセント,次に「家出」が9.5パーセント,盗み9.4パーセント,無免許運転9.4パーセントの順となっている.続いて暴力,恐かつ,飲酒など見過ごすことのできない問題もかなりの数にのぼり,中学生の集団非行,学園内暴力が目立っている.
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