特集 医制100年
対談
医制100年にあたって
曽田 長宗
1
,
橋本 正己
2
1公衆衛生院
2公衆衛生院衛生行政学部
pp.452-463
発行日 1974年9月15日
Published Date 1974/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204880
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橋本 曽田先生,今年は明治7年に医制が公布されまして満100年になるわけですが,考えてみますと,当時医制の課題であった日本の医療とか医学という問題は,100年間にないほどのむずかしい局面に立たされているように思います.医制をいま見直してみますと,誠に気宇壮大で,当時の先達の人たちが,ああいう困難に満ちた状況でこの問題に取り組んだわけですが,医制100年というこの機会にぜひもう一度よく味わってみる必要があると思いまして,先生のお話をおうかがいすることにしました.
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