特集 地域公衆衛生活動近代化のあゆみ
Ⅲ 医療行政の具体的な施策から
大谷 昌美
1
,
藤倉 芳郎
2
,
指田 孝
3
1看護係
2医務係
3薬務課
pp.88-91
発行日 1970年2月15日
Published Date 1970/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204027
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1.看護婦確保対策
1)本県における不足数
看護婦必要数の算出はたいへんむずかしいことに違いないが,全国的に統一された算出基準がなく,各県独自の判断に任せられている現状であり,その最も基本となる医療法に定められた数も,また社会保険の基準看護の数も実情に合わないという声があり,事実この算出基準では2・8夜勤問題は解決できない.
本県における不足数は4,000人から5,000人といわれているが,43年度の統計からいくつかを設定し不足数を算出した.
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