特集 住宅と健康
第8回社会医学研究会・主題報告と総括討議
主題報告Ⅲ
居住環境と健康
報告3.都市生活者の居住条件と健康—住居と健康研究班の中間報告より
駒田 栄
1
,
小林 陽太郎
1
,
吉田 敬一
1
,
曽田 長宗
1
1国立公衆衛生院
pp.648-649
発行日 1967年11月15日
Published Date 1967/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203572
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- 文献概要
保健福祉の観点から,住居の質とそこに生活している居住者の身体的・精神的健康および生活状況との関連を検討し,健全でかつ秩序ある家庭生活を営むに必要な住居の条件は何かを明らかにするために,次のような調査を行なった。調査地区は"都市生活者の住宅環境"の報告で対象とした8地区から成城を除いた7地区を選んだ。調査の方法は,調査対象地区に住む2,800世帯について,まず配票調査により,1)住居と家族との関係,2)住居に関する事項,3)健康状態に関する事項 を取り調べ,さらにその5分の1の世帯について,1)住宅,2)居住者とその家族生活についてくわしく面接調査を行なった。
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