特集 公衆衛生の新らしい動き
主題—公衆衛生の新らしい動き
サイバネティックスの公衆衛生学領域への応用—(2)電子計算機
秋山 房雄
1
,
根岸 龍雄
1
1東京大学医学部成人保健学教室
pp.661-669
発行日 1966年12月15日
Published Date 1966/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203381
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はじめに
電子計算機の応用は,すぐれた数学的知識があってはじめて可能である。しかしまた,まったく数学に関して知識のない人にも使用できるものではあるが,それは電子計算機のもつ諸機能の各側面についてみた場合であって,それについてまず述べることにしよう。
ついで,公衆衛生関係者,または医学ないしは生物学関係者が,これを利用する場合を考慮して,とくに,自由に運用するための自働コーディングについて,主としてFORTRANによって述べ,さらにふだんもっとも利用度の高いと思われる情報処理単位(サブ・ルーチン)について話を進めてみたい。
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