特集 地区診断を診断する
事例研究
長野県朝日村における健康村建設活動
釘本 完
1
,
佐藤 淳夫
1
,
丸地 信弘
1
,
村上 秀親
1
1信州大学医学部公衆衛生学教室
pp.261-269
発行日 1966年5月15日
Published Date 1966/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203246
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はじめに
長野県東筑摩郡朝日村が昭和40年度から5カ年計画で健康村建設活動を推進することになり,管轄の保健所と大学がそれぞれ衛生行政および公衆衛生学の立場から協力することでその活動が開始された。
活動は三者からなる協議会で作成した5カ年計画に基づき実施されているが,初年度は主に問題発見のための基礎調査に力を注ぐことにし,その一環としてまず全村主婦を対象としたアンケート調査が実施された。そしてこの結果はすでに昨年8月「主婦を対象とした保健衛生に関するアンケート調査報告」としてその第一報が発表された。
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