モニターレポート
青森県東通村の保健活動をみて
K
pp.597
発行日 1967年10月15日
Published Date 1967/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203550
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本州さいはての地,青森県下北半島の東通村の保健活動が,地域住民の支持をえて,じりじりと実効をあらわしている。昭和37年の乳児死亡60.3が,40年には31.9になった。ことに新生児死亡は37年31.7が40年に14.8に激減している。
ながい間,医師,助産婦,保健婦など医療の専門家にめぐまれず,無介助分娩がごくあたりまえだった村民の健康問題についての関心をゆすぶり,ついに村や県へ要望し4ヵ所のへき地診療所が生まれた。
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