特集 世界のなかの綜合保健
資料
保健衛生水準の格差の検討—特に第一次産業との関係について
加藤 智一
1
,
井口 恒男
2
,
長谷川 豊
3
,
橋本 正己
4
,
斉木 敏生
5
1茨城県石岡保健所
2岐阜医大公衆衛生学教室
3大阪府吹田保健所
4公衆衛生院
5順天堂大学
pp.114-117
発行日 1965年2月15日
Published Date 1965/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203003
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
近年,地域間,階層間,産業間の生産あるいは所得の格差が問題とされ,これを是正するために地域開発,拠点開発などの経済政策が推進されている。
いわゆる地域格差は第一に産業構造の差に由来しており,第1次産業の比重の重い地域は,第2第3次産業の比重の高い地域より,その生産性が低いといわれている1)。
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.