綜説
殺虫剤の使用基準量と衛生昆虫の駆除に関する研究—とくにイエバエに対する残留噴霧の再検討
朝比奈 正二郎
1
,
安富 和男
1
1国立予防衛生研究所,衛生昆虫部
pp.258-263
発行日 1963年5月15日
Published Date 1963/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202666
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I.はじめに
ハエ,蚊,ノミ,シラミなどの衛生害虫を駆除する実践活動が活溌に展開されるようになってから現在までに,すでに10年以上の歳月を経過した。
この間の実践活動の具体的な面においては,施設改善を主とするいわゆる環境的対策も勿論重要であるが,殺虫剤の有効適切な使用も極めて大切であることは云うまでもない。
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