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特集 衛生害虫駆除
殺虫剤抵抗性の現状と対策
安富 和男
1
1国立予防衛生研究所衛生昆虫部虫疫室
pp.376-381
発行日 1964年7月15日
Published Date 1964/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202845
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- 1ページ目 Look Inside
I.はじめに
殺虫剤に対する抵抗性増大の現象は,すでに古く,Melander(1914)の,ナシアカマルカイガラが石灰硫黄合剤に強くなったという報告に始まる。衛生害虫では,1947年にイエバエ,およびチカイエカのDDT抵抗性が最初に発見され,現在まで,50種近くに対して,塩素系殺虫剤,有機燐系殺虫剤抵抗性が報告されている。
現在ではもはや,抵抗性の問題を考慮せずに殺虫剤による衛生害虫駆除が進められないくらいであるので,ここで殺虫剤抵抗の発達,消失,交差抵抗性の現状抵抗性昆虫の駆除対策などに関する内外の知見をとりまとめ,御参考に供したい。

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