研究報告
松阪地方に於ける受胎調節実施状況(第1報)
掃部 俊造
1
1松阪保健所
pp.28-31
発行日 1953年3月15日
Published Date 1953/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401201183
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緒言
昭和26年10月には,受胎調節普及要領が示され,同27年5月には,優生保護法の一部改正を見,保健所の優生保護相談所に於ける受胎調節の適正な方法の指導及び普及が強調されるに至つた。それで松阪保健所としても,この要望に応ずべく,本年4月より受胎調節用の器具,薬品を完備し,講演に,或は実地指導に活動を開始した。然し乍ら,この活動の效果を見る為には,指導前の受胎調節普及状況を知る必要に迫られた。それで管内35市町村の中,6カ町村を選んで調査を行つたのでその結果をここに,第1報として報告する次第である。
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