一般演説
第1日
雫田 一士
1
,
畑中 ふくえ
2
1京都府立醫大微生物
2京都府衛生研究所
pp.266-292
発行日 1951年5月15日
Published Date 1951/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200841
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1 梅毒の血清診断法に關する研究補遺(第2報)
梅毒血清反鷹に茄ける血清非働化に關する研究
A 梅毒可檢血清の非働化に關する實驗
梅毒可檢血清を非働化する目的は同血清に含有する①補體②非特異性氏反應物質③抗補體性物質④梅毒血清沈降反應阻止物質(卒田假稱)等を無力化して安定した可檢血清を得るにあるが其方法は周知の如く專ら加熱に據る。
余等は急性熱性傳染病(パラチフス)患者血清中に非特異性W氏反應物質を認めたが本物質は55℃20分の加熱にて完全に非働化した。
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