論述
街娼の梅毒保有率
早川 淸
pp.223
発行日 1948年8月25日
Published Date 1948/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200335
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闇に春をひさぐ所謂パンパン娘が,敗戰後全國的巷に活躍を續け性病蔓延に大役を買つてゐることは歎かわしい事實であるが,之れを豫防する有力徹底的な法令實施も未だ不備であるし,誤つた自由主義的觀念は愈々その取り締り檢査を困難ならしめてゐる。
況んや彼女等の性病保有率を正確に窺ひ知ることは一層困難なことである。
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