特集 第1囘公衆衞生學會研究發表
第2日目
研究發表
37)サルフアダイアヂン服用による血清殘餘窒素の變動について(第一報)
龜田 信夫
1
1國立立川病院公衆衞生課
pp.38
発行日 1947年12月25日
Published Date 1947/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200224
- 有料閲覧
- 文献概要
ササルフアダイアヂン服用による肝機能障碍の有無を追及する目的を以て,當院收容の特殊女性淋疾治療患者に就いて若干の調査をした。服藥方法は東京都防疫課指示に基いて米國製サルフアダイアヂン錠劑(1錠0.5瓦含有)を使用し1日4囘各1瓦宛全量20瓦服用させた。實驗期間中はサルフア劑以外の薬物は投與しなかつた。結論としては左の如し。
1)本實驗例の樣なサルフア劑服用により血清殘餘窒素量は1人平均29.8mg/dlより47.5mg/dlに増加し,其の差は有意である。(有意水準1%)
Copyright © 1947, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.