原著
ウイダール反應檢査術式に就て(第三囘報告)
乘木 秀夫
1,2
1國立豫防衞生研究所
2厚生省衞生試驗所微生物部
pp.59-62
発行日 1947年7月25日
Published Date 1947/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200152
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緒言
さきに著者はウイダール反應衞式に就て,所謂國際法と國内法のあらゆる比較を試みて來た2)。其の結果所謂國際法3)が,既に發表せられた厚生省公布のウイダール反應檢査指針よりも優れて居る結果を得て來た。しかし,尚,我々は殘された問題がある事を知る。それは
1.血清による反應である以上,血清の非動性にする必要があるかどうかの問題
2.菌液が果して,どれだけの期間有効であるかの問題である。
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