予防と臨床のはざまで
第86回日本産業衛生学会健康教育・ヘルスプロモーション研究会
福田 洋
1
1順天堂大学医学部総合診療科
pp.598
発行日 2013年7月15日
Published Date 2013/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102799
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5月14~17日に,谷川武学会長(愛媛大学大学院医学系研究科公衆衛生・健康医学分野教授)のもと,第86回日本産業衛生学会(愛媛,http://jsoh86.umin.jp)が行われました.5月15日には,「働き盛り世代におけるヘルスリテラシーⅢ」をテーマに,健康教育・ヘルスプロモーション研究会ミニシンポジウムを開催し,3年連続でヘルスリテラシーをテーマに取り上げました.
一昨年は,杉森裕樹先生(大東文化大学)からヘルスリテラシーの概要について,昨年は,杉森裕樹先生に加えて石川ひろの先生(東京大学大学院)からヘルスリテラシーの尺度についてご講演いただき,職域でのヘルスリテラシーの活用について理解を深めてきました.3年目となる今年は,「ヘルスリテラシーを使う」ことにフォーカスして,実際に従業員のヘルスリテラシーを調査したり,教育で使用した経験について3事業所から報告をいただき,その課題,疑問点,可能性について議論を行いました.
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