特集 睡眠と健康
睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策の現状
淡野 桜子
1
,
谷川 武
1
1愛媛大学大学院医学系研究科公衆衛生・健康医学分野
pp.760-763
発行日 2011年10月15日
Published Date 2011/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102229
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)はありふれた症候群であるが,見過ごされていることが多い.SASが放置されると,単に本人の生活の質や将来の健康が脅かされるばかりではなく,交通事故や労働災害の増加により,社会活動全体にも悪影響が及ぶことが懸念される.公衆衛生の向上のためにも,われわれは,一人でも多くの患者が適切な治療を受けられるように働きかけていく必要がある.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.