活動レポート
携帯電話のメール機能を利用した身体活動量評価支援ツールの開発
久保田 晃生
1,2
,
竹内 亮
3
,
永田 順子
3
,
石塚 貴美枝
3
1東海大学
2元静岡県総合健康センター
3静岡県総合健康センター
pp.531-535
発行日 2010年6月15日
Published Date 2010/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401101834
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緒言
2006年7月に,厚生労働省は健康づくりのための身体活動量・運動量,さらに体力を定めた健康づくりのための運動基準2006―身体活動・運動・体力―(以下,運動基準)1)と健康づくりの運動指針2006―生活習慣予防のために―(エクササイズガイド2006)(以下,エクササイズガイド)2)を発表した.この運動基準では,身体活動量,運動量,体力と生活習慣病発生に関するシステマティックレビューを行った研究成果3)から,国民の健康づくりのための運動基準が示されている.
一方,エクササイズガイドは,運動基準に基づき,安全で有効な運動を広く国民に普及するための具体的な実践方法を示している.また,エクササイズガイドでは,健康づくりのために必要な身体活動量を,日本独自の単位である身体活動の強度(Mets)に身体活動の実施時間(時)を掛けたエクササイズ(Ex=Mets×時)で示している点に大きな特徴がある.
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