特集 公衆衛生の人づくり・1 変わりゆく地域保健の人材育成
地域保健の現場を支える人材の育成を取り巻く現状と課題
岸本 益実
1
1広島県備北地域保健所
pp.101-103
発行日 2009年2月15日
Published Date 2009/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401101492
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地域の保健活動の主体が保健所から,市町村,そして平成20年度からは特定健診・特定保健指導の導入により保険者に位置づけられるようになるなど,地域保健従事者(都道府県および市町村の行政機関において,地域保健・福祉部門に所属している医師,歯科医師,保健師,管理栄養士等の,主に対人保健分野に従事する者)が業務を遂行するために必要な能力を開発するための教育(現任教育)と,その位置づけに,どのような課題が生じてきているだろうか.
本稿では,地域保健の現場を支える人材の育成を取り巻く現状と課題について,筆者らの視察事業や人材育成研修実践の経験等を踏まえて考えてみたい.
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