特集 検証「SARS」
SARS感染外国人医師の残した教訓
上田 博三
1
1厚生労働省
pp.831-834
発行日 2003年11月1日
Published Date 2003/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100961
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本年,東アジア各地を中心に猛威をふるった重症急性呼吸器症候群(SARS)は,国内での日本人の患者,感染者の発生は確認されなかったが,次の冬にかけて世界的な流行が再び起これば,わが国へのSARSの侵入が危惧される.
本稿では,わが国内に感染者が立ち入った5月の外国人医師の事例を取り上げ,その経緯をたどり,問題点と残された教訓について検証する.
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