特集 保健師を考える・2 市町村保健師のアイデンティティ
県型保健所から見た市町村保健師への期待
岡 紳爾
1
1山口県周南健康福祉センター(周南環境保健所)
pp.344-347
発行日 2004年5月1日
Published Date 2004/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100373
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市町村と県は協働して地域の健康課題に取り組むこととなっていますが,しかし,その実情は地域によってまちまちです.イメージとしては,市の規模が大きくなればなるほど役割分担が進んでおり,連携・協働が難しくなるという意識があります.
しかし,山口県を例に取れば,市町村保健師は360名と,県下保健師の半数以上を占めており,また,保健所の保健師107名の3倍以上にも及んでいることから,保健活動を行うに当たっては,市町村保健師の存在なくしては考えることができないのが実情です.
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