連載 感染症実地疫学・3
日本のFETP(Field Epidemiology Training Program)についての背景と概要
大山 卓昭
1
1国立感染症研究所感染症情報センター
pp.215-218
発行日 2006年3月1日
Published Date 2006/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100266
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本稿では各国の感染症危機管理チームとそのネットワークであるTEPHINET(Training of Epidemiology and Public Health Intervention Network),その背景となった社会的状況などを通して,1999年に開始された日本の感染症危機管理チームである実地疫学専門家養成コース(Field Epidemiology Training Program:以下FETP)について述べたいと思います.
ヨーロッパの感染症危機管理チーム
はじめに,筆者が日本のFETPを計画し運営するために派遣されていたヨーロッパ連合(EU)の感染症危機管理チーム:European Programme for Intervention Epidemiology Training(EPIET)について述べます.
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