連載 感染症実地疫学・4
FETPの活動と日常
松井 珠乃
1
1国立感染症研究所感染症情報センター
pp.304-307
発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100286
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FETPについて
日本において,FETP(実地疫学専門家養成コース)は,感染症危機管理対応の人材を育成することを目的に,1999年9月に産声をあげました.自治体などからFETPに派遣された研修生は,国立感染症研究所(以下,感染研)をベースとして,2年間にわたり感染症疫学に関する研修を受けながら実務を行う中で,各人の実地疫学に関するスキルアップが期待されるとともに,各種の活動を通して,国内外の様々なネットワーク構築を積極的に行うことができます.
国際的には,1997年に結成されたTEPHINET(Training Programs in Epidemiology and Public Health Interventions Network)というFETPのネットワークがあり,日本のFETPもその一翼を担っています.
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