特別記事
[新春インタビュー]すべての存在はつながっている―映画「地球交響曲」の真髄に学ぶ
龍村 仁
1
1龍村仁事務所
pp.47-53
発行日 2005年1月1日
Published Date 2005/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100009
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昨今,日本で起こる様々な問題の根底には「社会の閉塞感」があり,その原因は「関係性の喪失である」と指摘したのは,尾身茂WHO西太平洋地域事務局長でした(本誌68巻3号「特別記事」欄インタビューにて).
昨年,「すべての存在はつながっている」というコンセプトのもと,映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第5番」を完成させた龍村仁監督に,この時代に敢えてもう一度,私たちの「つながり」を取り戻していくためのヒントをお聞きしました.
本誌 2004年の夏,映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第5番」が完成し,おめでとうございます.1992年に第1番が上映されてから12年あまり.この間順次続編を重ねてこられました.今日は「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」を手がけられている龍村仁監督に,映画づくりを通じてのメッセージをいただければと思います.
まず「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」とは,どんな映画なのでしょう?
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