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—効果的な外国人住民支援は多分野連携で—浜松国際交流協会の取り組み
松岡 真理恵
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1公益財団法人浜松国際交流協会(HICE)
pp.446-453
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134883330820050446
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はじめに
ある日、アメリカから国際交流協会に架かってきた英語の電話。「フィリピン出身の自分の妹が浜松市で暮らしているけれど、子どもを産んだばかりで『産後うつ』のようになっている。昨日電話で話したときの様子がおかしいけれど、その後電話がつながらない。様子を見に行ってくれないか」というものでした。最初は本当の話か半信半疑でしたが、メールで妹さんの名前や生年月日などを聞いて市の保健センターに問い合わせたところ実在する方で、新生児訪問の対象として挙がっていたこともあり、協会で通訳の言語的な支援を含めて同胞の相談員やコミュニティにつなぐ支援をすることができました。
最近は、技能実習生の妊娠に関する相談や、80代のブラジル人の介護の相談など、人生のさまざまな場面で保健医療制度に関わる外国人住民のケースが増えています。本稿では、浜松国際交流協会の事例を紹介することで、今後、外国人住民が増えていく中で保健・医療・福祉等の関係機関と、国際交流協会等の外国人住民支援を専門で行う機関との連携をはじめとして、多分野連携のヒントを提示できれば幸いです。

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