連載 明石こどもセンターに学ぶ! 児童相談所保健師の役割と虐待対応・6【最終回】
虐待対応に奮闘する児童相談所保健師の現状—連載のおわりに
稲垣 由子
1
,
秋末 珠実
1
1明石こどもセンター
pp.194-198
発行日 2026年4月10日
Published Date 2026/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134883330820020194
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はじめに
これまで5回にわたり「児童相談所保健師の役割と虐待対応—明石こどもセンターの実践から」を連載してきました。背景には、2022(令和4)年から児童相談所への保健師の配置が義務となり、保健師の関わりが大きく期待されている現状があります。母子保健機能と児童福祉機能とが協働して妊産婦や子育て家庭への相談支援を行い、子どもにとって切れ目のない支援を実施し虐待の発生や虐待による死亡例が無くなるように政策が進んでいます。
これまでの連載では、明石こどもセンター(以下、当センター)での現状と実践・具体的な事例を紹介し、その中での保健師の仕事ぶりや留意している点などから、保健師の存在意義を感じていただけるよう努めてきました。最終回となる今回は、連載の内容を踏まえ、厚生労働科学研究の報告書も参考にしながら、当センターでの保健師の現状を、全国の児童相談所で働いておられる保健師の皆さんの参考となるようにまとめてみます。

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