連載 研究室からのメッセージ・198
活水女子大学看護部 看護学科公衆衛生看護領域
角森 輝美
1
,
中村 寿子
1
,
岩本 節子
1
,
平田 真子
1
1活水女子大学看護部 看護学科公衆衛生看護領域
pp.199
発行日 2026年4月10日
Published Date 2026/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134883330820020199
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History and Now
どのような機関なのでしょうか?
教育母体の活水女子大学は長崎県で一番古い私立大学として、キリスト教育を根幹に置いた大学です。創設者のエリザベス・ラッセルは出島メソジスト教会の要請に応える形で来日し、長崎到着わずか1週間後の1879(明治12)年12月1日、外国人居留地に同協会の精神的・財政的支援のもとで女子のための学校を始めました。当時、ラッセル宣教師はすでに43歳を迎えており、最初の学生はたった1人でしたが、ラッセル宣教師の深い信仰と豊かな愛によって日本における女子教育の草分けともいえる活水学院の礎石が置かれました。
校名は新約聖書に収められているヨハネによる福音書4章14節の「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る」に由来しています。永遠の命を宿す「活ける水」はイエス・キリストご自身の象徴であり、その泉からわき出る水を飲む人はリフレッシュされ、永遠の命にいたる息吹がわき出ると約束されています。看護学部看護学科は2009(平成21)年4月に国立大村病院付属看護学校の大学化に伴い、歴史ある活水女子大学の教育に一元化されました。当初は女子だけの入学でしたが2025(令和7)年度から看護学部は男女共学となっています。学生は週に一度、学内のチャペルにおいてキリスト教学を学びます。礼拝を受けながら看護専門職として人々の健康と生活を支援するために求められる知識・技術・態度・柔軟な思考力をのみならず、まさに看護の原点であるナイチンゲールの心を育てていきます。

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