特集 オープンダイアローグ。日本での現在地
さまざまなフィールドでの実践報告
救急—慢性期—訪問看護—オープンダイアローグを学び対話実践にチャレンジする
藤原 雅司
1
1東京都立松沢病院
pp.199-202
発行日 2026年5月15日
Published Date 2026/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134327610290030199
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「日本ではオープンダイアローグを導入することが難しい」、そんなイメージがあるかもしれません。日本におけるオープンダイアローグ導入への懸念については、齋藤環さんの論考*1で詳しく述べられています。このような中、精神科病院でオープンダイアローグの基盤ともいえる水平な関係を実現することは、なおさら容易ではないと思います。精神科病院では多くの場合、医療者と精神疾患当事者の間に、入院させる/させられる、ケアする/されるの非対称性が生じる可能性があるからです。しかし私は、精神科病院(病棟)で本場そのままのオープンダイアローグは難しくても、対話実践に取り組むことはできると考えています。私がオープンダイアローグを学び、仲間と出会い、どのように取り組んできたかを紹介します。
そして、対話実践に取り組む私を周囲のスタッフはどのように見ていたか、一緒に働いてきたスタッフに聞きました。さらに、当院には私以外にも対話実践にチャレンジしているスタッフがいますので、一部ですがその取り組みも紹介します。

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