特別記事
—インタビュー—「濃密なケア」は何が難しいのか—生活を共にする親と子の看護から
久保田 あや
1
,
武井 麻子
2,3,4
1クリニックおぐら
2Office-Asako
3日本赤十字看護大学
4京都看護大学
pp.294-299
発行日 2025年7月15日
Published Date 2025/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134327610280040294
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東京都世田谷区にある「クリニックおぐら」は産後うつ病など精神的な問題を抱える親とその子どもを対象としたデイケア事業も展開する珍しいクリニックです。精神科病棟と訪問看護での臨床経験がある久保田あやさんは新鮮な手ごたえを感じているという。一方で支援者としての大変さも感じているといいます。利用者と近い距離で長時間一緒にいることで「境界線」が見えなくなってしまう問題です。
武井麻子氏(日本赤十字看護大学名誉教授)とともに、医療現場とは異なる難しさと、他では決して得られない学びを聞きました。(編集部)

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