特集 研究と現場の実践から見えた! 看護小規模多機能型居宅介護の現在地とこれから向かう先
コラム
スタッフが捉える看多機のよさと、サービス提供の組み合わせ—研究者の立場から
廣岡 佳代
1
1東京科学大学大学院保健衛生学研究科在宅・緩和ケア看護学分野
pp.280-281
発行日 2025年7月15日
Published Date 2025/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134170450300040280
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看護小規模多機能型居宅介護(以下、看多機)が2012年度に創設されてから、現在1018か所にまで拡大しています*1。看多機は地域密着型サービスであり、事業所設立前の事業形態に加え、地域の実情や利用者の状況に応じてサービスが発展してきていると考えます。
本稿では、令和4(2022)年度に実施された老人保健事業推進費等補助金「看護小規模多機能型居宅介護の普及等に向けた調査研究事業」*2の二次解析結果と、2025年2月に開催された第2回ちば看多機研究会*3で行われた予備調査結果を基に、看多機の特徴や意義についてショートレポートをご紹介します。
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