実践報告
対応が複雑困難でありつつ、伴走している看多機利用者の一例
山内 ももこ
1
1看護小規模多機能型居宅介護ぐるんとびー駒寄
pp.230-233
発行日 2025年5月15日
Published Date 2025/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134170450300030230
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筆者の来歴とぐるんとびーの紹介
私が病院で漠然と勤務していたころ、自宅に帰りたくても帰れない方がいました。そうした方を目の当たりにして、「なぜ帰れないのか?」「(帰るには)何が必要なのか?」「在宅では何が起きているのか?」という疑問が湧きました。そして、ゆくゆくは地元の北海道旭川市で看護・介護の仕事を始めたいという気持ちが芽生え、たまたまSNSのお勧め動画に出てきた「ぐるんとびー」に興味を持ち、筆者は単身北海道から学びのために神奈川県藤沢市に引っ越しました。
私が勤務する株式会社ぐるんとびーは、困ってもなんとかなる、そんな人がいるまちをつくる、をコンセプトの一つとして掲げている会社です。私たちが目指しているのは、誰もが安心して生活できる地域を創ることです。「感動できる豊かな人のつながりを作る」を仮置きとし、皆にワクワクが溢れる人生を応援する、毎日、生活に感動が生まれる仕事をする、人と人をつなげる、機会と機会を結ぶ、関わる誰もがお互いに学び合う文化を育む、その人なりの程よく豊かな人生がかなう、を創る会社として活動しています。その手段の一つとして、介護や医療の各種事業を行っています。

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