特集 関係性を築いた驚きの方法—あの会話・行動・判断がきっかけになっていた!?
—【Case 2】—何気ない一言から始まった最後のBAR—確証を持って「関係性を築けた」と言えない時の考え方
平山 司樹
1
1訪問看護ステーションかっさい
pp.12-16
発行日 2025年1月15日
Published Date 2025/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134170450300010012
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“関係性を築く”って、難しい言葉だなと思います。医療業界に限らず、友人の反応と本音が違ったこと、血のつながった兄弟でも思ったような言葉を得られなかったこと、理由もわからず店員に無愛想にされたことなど、関係性に関する思い出は思い返すときりがありません。無条件に自分の本音を相手に聞かれるのは嫌ですが、聞けるだけのテレパシーができる人がいたら大変うらやましいです。
確証がないので、自信を持って「関係性を築けました!」と報告できるお話はありません。ただ、私自身が楽しいと思える時間を共有し、後にご本人からも「あの時は楽しかったなぁ」と思い出話をしてもらえたら、その方とは「楽しい時間を共有できた」と信じることにしています。
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