巻頭シリーズ あしたのマネジメントを考えるヒント,このひとに聞く
AI・デジタル技術が拓く看護の未来—少子高齢多死社会を支える看護×工学の共創
福井 小紀子
1
,
阪口 啓
2,3,4
,
篠田 浩一
5,6
,
松﨑 政代
7
,
嶋谷 圭一
1
1東京科学大学大学院保健衛生学研究科 在宅・緩和ケア看護学分野
2東京科学大学
3東京科学大学工学院
4東京科学大学超スマート社会卓越教育院
5東京科学大学 情報理工学院
6AI-Science Nexusセンター
7東京科学大学大学院保健衛生学研究科 リプロダクティブヘルス看護学分野
pp.823-830
発行日 2026年9月10日
Published Date 2026/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550360090823
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
東京医科歯科大学と東京工業大学の統合により,2024年に誕生した東京科学大学。2026年1月には国際卓越研究大学に認定され,医歯学系と理工学系の知見を融合する「医工共創」が進められています。医療・介護人材の不足が深刻化する中,AIやデジタル技術を看護にどう生かすかが問われています。看護師が五感で捉える情報や熟練者の暗黙知をデータ化し,予測や支援につなげるには何が必要なのでしょうか。本稿では,看護学と工学の研究者が,デジタルツインやフィジカルAIの可能性,データ収集と社会実装の課題を議論しました。互いの現場と言葉を理解し,知を共有することで,看護師が患者に向き合い,本来のケアに力を注げる環境をどうつくるかを考えます。

Copyright © 2026, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

