特集 看護管理者のための心身ケア ポリヴェーガル理論を活かしたストレスケアと心理的安全性の保ち方
看護管理者のためのピアグループを行うに当たって私たちが心掛けていること
月江 ゆかり
1
1特定非営利活動法人ヒューマンケアクラブストライド ストライドクラブ
pp.348
発行日 2026年4月10日
Published Date 2026/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550360040348
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立場を対等に
看護管理者による看護管理者のためのピアグループ(p.344〜)の参加者から,「自分の職場でもやってみたい」との声を聞きます。グループは,場所,時間,人などの枠組みがあればすぐに始めることができます。しかし,「そこで何を話したらいいのか」「どんな話が出てくるのか」「沈黙になったらどうしよう」「愚痴が止まらなくなったらどうしよう」などと先を考えると,二の足を踏んでしまうのではないでしょうか。
現役看護管理者が多く参加したグループでは,そんなコンダクター(進行役)の心配をよそに,参加者が次々と語り出し,時間が足りないぐらいでした。「私は看護管理者である」と意識すると,たちまち不自由な語りになってしまいます。グループでは看護管理者という立場からいったん離れ,1人のメンバーとして参加してもらうため,まずはコンダクターである私が気取らず,否定的な感情も言語化して伝えるようにしています。
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