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患者とのふれあいを大切にした教育を心掛けています
原 一寿
1
1愛媛県立医療技術短期大学
pp.449
発行日 1988年8月25日
Published Date 1988/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908534
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「私は研究畑からではなく,臨床から教育に入った人間なので,看護の理論や概念の大切さもさることながら,臨床の場で,患者の思いを大切にすることのできる学生を育てるための教育を心掛けています.そのためには教育の場で,患者とふれあうことから出発しなければと考えてきました」
高知女子大を卒業した先生が看護教育の道を歩むようになったのは,高知県立病院を経て,農村医学と地域医療のメッカであった佐久総合病院に在職中,同じ町に高校衛生看護科が設立され,高校の教員免許を所有していた先生に白羽の矢がたてられ,教員としての生活をスタートさせたのが始まりだった.
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