特集 地域の「高齢者救急」を再考する 「下り搬送」と「地域包括医療病棟」に焦点を当てて
PART2 下り搬送を片道切符にしない地域連携
—【実践報告】下り搬送:岐阜県総合医療センターの取り組み—院内連携から地域連携へ—「下り搬送の限界」と心不全診療における看護の挑戦
石原 真由美
1
1地方独立行政法人岐阜県総合医療センター看護部
pp.39-42
発行日 2026年1月10日
Published Date 2026/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550360010039
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高齢心不全患者の救急搬送が増加しています。高度急性期病院のベッドコントロール上の課題にも挙げられていますが,後方病院の受け入れ体制の問題や,家族の希望などが障壁となり,心不全患者の下り搬送は件数が増えない傾向があります。
筆者は心臓リハビリテーションを専門とする看護師として,院内・院外の連携強化と人材育成に取り組み,患者が地域で安心して療養が続けられる体制づくりを目指しています。本稿では心不全患者における下り搬送の課題を共有するとともに,地域の「受け手」を増やすための実践を紹介します。

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