特集 身体拘束最小化を実現するための倫理的問い 診療報酬改定を受け,踏まえておくべき視点・論点
—【実践報告】岐阜勤労者医療協会みどり病院の実践—「安全に透析を行う」ことは高齢透析患者の何を守るのか—透析センターにおける身体的拘束からの気づき
福島 麻悠子
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1岐阜勤労者医療協会みどり病院看護部
pp.974-977
発行日 2025年11月10日
Published Date 2025/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350110974
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認知機能が低下しつつも,生きるために必要な治療を継続的に受ける高齢患者がいます。その最たるものである透析治療では,日常的に尊厳と安全にまつわる倫理的葛藤が生じ得ます。認知症看護認定看護師である福島氏が,葛藤からの気づきに向き合い,背景を探り,身体的拘束最小化へ結び付けることができた実践の報告です。

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