特集 包括的食支援における看護の役割 診療報酬改定を契機に,看護サービスの質を再考する
—【実践報告】桜十字病院の取り組み—包括的食支援の体制構築
建山 幸
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1桜十字病院 口から食べるプロジェクト
pp.122-126
発行日 2025年2月10日
Published Date 2025/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350020122
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地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟,医療療養病棟などを有するケアミックス型の桜十字病院では,2014年に「口から食べるプロジェクト」を立ち上げ,「口から食べる」喜びを取り戻す支援に注力している。
本稿では,意識の変革を促す取り組みや,食べる機能を引き出すための食事介助技術の向上,さらに「KTバランスチャート(KTBC)」を活用した多職種連携によって,患者の経口摂取回復を実現してきた同院の活動とその成果について紹介する。
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