連載 COVID-19パンデミック後の変革・第4回
医療現場におけるアップデート 回復期 ②
福元 裕人
1
,
栗田 淳一郎
1
,
浜谷 樹
1
,
溝口 太仁
1
,
荒木 悦子
1
,
藤田 明美
1
Hiroto FUKUMOTO
1
,
Junichiro KURITA
1
,
Tatsuki HAMATANI
1
,
Hiroto MIZOGUCHI
1
,
Etsuko ARAKI
1
,
Akemi FUJITA
1
1富山県リハビリテーション病院・こども支援センターリハビリテーション療法部
pp.104-109
発行日 2026年1月15日
Published Date 2026/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520600010104
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COVID-19流行期を経てアップデートされた内容
COVID-19は,現在も理学療法士が働く医療現場にさまざまな影響を与えている.流行の長期化とともに,医療現場では「持続可能な業務体制」や「職員の働き方」に対する意識が高まっている.山下ら1)は,理学療法士の働きやすさの阻害因子として,「業務時間内で業務が終わらない」,「休暇がとりづらい風潮」,「管理者のマネジメント能力の欠如」などを報告した.働き方の意識が変化した近年において,働きやすい環境の構築は,人員不足が予見される地方の病院では特に重要である.
富山県リハビリテーション病院・こども支援センター(以下,当院)は,ほとんどの日で理学療法士が業務時間内に業務を終え,適宜有給休暇を取得している状況にあり,リハビリテーション部長と各科科長から示された方向性を参考にしながら,各自が組織の改善に向けた活動やキャリアアップに向けた取り組みを行っている.これらはCOVID-19流行期を経て改善されてきた要素であり,時代に合った業務の標準化と適正化のアップデートが日々行われている.

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