連載 臨床理学療法に活かす生理学・第1回【新連載】
運動療法を安全・効果的に行うための循環生理学
河野 裕治
1
,
小澤 祐士
1
,
福留 拓馬
1
,
大橋 美香
1
,
前岨 橘香
1
,
北別府 夏織
1
Yuji KONO
1
,
Yushi OZAWA
1
,
Takuma FUKUDOME
1
,
Mika OHASHI
1
,
Kikka MAESOBA
1
,
Kaori KITABEPPU
1
1藤田医科大学病院リハビリテーション部
キーワード:
酸素搬送系
,
血圧
,
心拍数
,
過負荷
,
加齢変化
Keyword:
酸素搬送系
,
血圧
,
心拍数
,
過負荷
,
加齢変化
pp.110-113
発行日 2026年1月15日
Published Date 2026/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520600010110
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
高齢患者の特徴は?
循環器疾患などの慢性疾患を有する高齢患者に共通する症状として「運動耐容能の低下」が挙げられる.運動耐容能を規定する酸素搬送系には,肺・血管・心臓・骨格筋があり,これまで運動耐容能の低下は肺での酸素取り込み能の低下や末梢循環不全などの酸素供給側の原因と考えられてきたが,最近では高齢者などでは骨格筋の酸素利用能の低下も重要な要因となっている.したがって骨格筋を介入標的とする理学療法では,骨格筋を含めた酸素搬送系の特徴を理解する必要がある.

Copyright © 2026, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

