特集 機能解剖学に基づく疾患別理学療法
EOI(essences of the issue)
pp.518-519
発行日 2025年5月15日
Published Date 2025/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590050518
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機能解剖とは,骨・関節・軟部組織の形態に応じて生じる動きであり,形態が変われば機能も変化する.健常者でも個体差によるバリエーションが多数存在し,それに対応した機能があると考えられる.一方,疾患により形態が変わると,機能にも影響を及ぼすため,正常機能解剖と病態機能解剖の違いを整理する必要がある.また,疾患の重症度や観血的治療の有無によっても機能の捉え方は異なる.本特集では,肩関節,腰部,股関節,膝関節,足部・足関節の主要疾患における病態による形態変化と,それに基づく病態機能解剖学と理学療法の関係について解説する.

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