特集 緩和ケアとしての理学療法
EOI(essences of the issue)
pp.895
発行日 2006年11月15日
Published Date 2006/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102565
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
近年,緩和ケア病棟の設置に伴い,理学療法士が緩和ケア(終末期の理学療法)に関与する機会は増えている.緩和ケア病棟でなくても,福祉施設や在宅においても緩和ケアに関与する事例は多い.周知のごとく,緩和ケアにおいては苦痛・苦悩にさいなまれる対象者のスピリチュアリティーと人格の尊厳に配慮し,対象者が人間らしい終末期を迎えられるべく対応する必要性がある.その際,われわれ専門職の生死観・死生観が緩和ケアの質に多大な影響を及ぼすといえる.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.