学会印象記
—第12回日本運動器理学療法学会学術大会—科学と技術,研究と臨床を循環させていく
西宮 亜樹
1
1福岡志恩病院リハビリテーション部
pp.242
発行日 2025年2月15日
Published Date 2025/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590020242
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本学術大会の参加者は2,000名を超え,口述発表の会場が7会場,ポスター発表の会場が3会場あり,多くの演題発表が行われました.私は,これまで県士会の学会や日本足の外科学会学術集会などには参加の経験がありましたが,それらと比べて本学術大会は規模が大きく,参加人数や会場の多さに驚くとともに,本学術大会では運動器における各分野の臨床研究に精通する先生方が一度に会場に集い,各分野の最新トピックスを一挙に学ぶことができる大変貴重な機会となりました.
大会2日目の諸谷万衣子先生(Nexus Motion)のライブデモンストレーションは,会場に入りきれず,聴講希望の参加者で廊下までいっぱいの状態でした.机上の知識だけでなく,デモンストレーションにより理解が深まりやすく,明日からの診療にすぐに生かせる内容の講義であることから非常に活気に溢れていました.
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