学会印象記
—第7回日本運動器理学療法学会学術大会—運動器理学療法の「学術」と「臨床」との連携を実感
阿南 雅也
1
1大分大学福祉健康科学部
pp.86
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201775
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●学術大会の概要
第7回日本運動器理学療法学会学術大会が山田英司大会長のもと,「繋ぐ—学術と臨床の連携」をテーマに開催されました.臨床的な科学的根拠を蓄積していくことを重要視して第5回大会から導入されている症例報告のセッションが今大会でも引き続き行われ,また第6回大会でも実施されたヤングセミナーも臨床および研究それぞれのセミナーが行われました.また,一般演題とポスター演題に新たに「バイオメカニクス」のセッションが設けられており,テーマのとおり,臨床に携わる理学療法士からの症例報告を含めた多くの臨床研究から,骨・関節・筋の構造・機能,バイオメカニクスを中心とした研究者による基礎研究まで多くの研究発表があり,各会場にて活発な討論がされていました.
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