Japanese
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増刊号 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典2026
さ行
上眼窩裂症候群
Superior orbital fissure syndrome
工 穣
1
1信州大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科学教室
キーワード:
上眼窩裂
,
全眼球麻痺
,
眼窩外傷
,
三叉神経第1枝
,
眼瞼下垂
Keyword:
上眼窩裂
,
全眼球麻痺
,
眼窩外傷
,
三叉神経第1枝
,
眼瞼下垂
pp.74-75
発行日 2026年4月30日
Published Date 2026/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091434910980050074
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定義・概念
上眼窩裂症候群とは,眼窩の後壁に位置する蝶形骨の上眼窩裂を通過する諸神経が,外傷,腫瘍,炎症などにより一括して障害される病態である1)。上眼窩裂には動眼神経(Ⅲ),滑車神経(Ⅳ),外転神経(Ⅵ),および三叉神経第1枝(Ⅵ:眼神経)の末梢枝,さらに眼静脈が通過している。これらが障害されることで,眼球運動制限,眼瞼下垂,および眼窩周囲の知覚異常を呈する。視神経(Ⅱ)が通過する視神経管は上眼窩裂の直内側にあるため,視力障害を合併した場合は「眼窩先端症候群」として区別される2)。
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