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特集 これだけは知っておきたい 補聴器診療ABC
補聴器と認知機能低下のエビデンス
Evidence on hearing aids and cognitive decline
内田 育恵
1,2
Yasue Uchida
1,2
1愛知医科大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座
2国立長寿医療研究センター老化疫学研究部
キーワード:
難聴
,
補聴器
,
認知症
,
認知機能
,
言語
Keyword:
難聴
,
補聴器
,
認知症
,
認知機能
,
言語
pp.332-335
発行日 2025年4月20日
Published Date 2025/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091434910970040332
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POINT
●Lancet認知症予防・介入・ケアに関する国際委員会2024年レポートにおいても,難聴は最大の修正可能なリスク要因と評価されている。
●認知機能は多くの領域に分類されており,補聴器を使用することで言語性の領域である「知識」や「言語」に効果が期待できる。
●補聴器の使用は認知機能維持に有効である一方で,認知機能低下後には補聴器使用の継続が困難になるという双方向性がある。
●認知症リスク要因への取り組みは,早期開始ほど効果的で,長期にわたり対策をとるほど有益ではあるが,決して取り組む時期が遅すぎて無効ということもない。

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