Japanese
English
Lecture
スポーツ医学における動作解析の進展と臨床応用
Motion Analysis in Sports Medicine: Advances and Clinical Applications
塚田 圭輔
1,2
,
安井 洋一
1,2
,
宮本 亘
1,2
Keisuke TSUKADA
1,2
,
Youichi YASUI
1,2
,
Wataru MIYAMOTO
1,2
1帝京大学スポーツ医科学センター
2帝京大学医学部整形外科学講座
1Teikyo University Institute of Sports Science & Medicine
2Department of Orthopaedic Surgery, Teikyo University School of Medicine
キーワード:
動作解析
,
motion analysis
,
スポーツ障害
,
sports injury
,
競技復帰
,
return to sport
Keyword:
動作解析
,
motion analysis
,
スポーツ障害
,
sports injury
,
競技復帰
,
return to sport
pp.65-70
発行日 2026年1月25日
Published Date 2026/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.055704330610010065
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はじめに
スポーツに伴う運動器障害は,競技パフォーマンスの低下や長期的なキャリア制限につながることが知られており,特に前十字靱帯(anterior cruciate ligament:ACL)損傷や投球障害といった種目特異的な外傷では,個々の動作の特徴と損傷リスクの関係性が注目されている1-4).動作解析はもともとバイオメカニクスやロボット工学などの研究分野で発展してきたが,近年では臨床応用が進み,スポーツ医学分野においても急速に実装が広がっている.整形外科医にとって,従来の触診や画像診断だけでは把握しきれない「動的機能評価」を提供するこの技術は,患者の予後を左右する重要な診断ツールとなりつつある.
本稿では,スポーツ整形外科医が知っておくべき動作解析の基本的な手法,スポーツ障害への応用,リハビリテーションや競技力向上への活用,そして将来的な展望について概説する.

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