Japanese
English
論述
下肢の過労性骨障害と骨シンチグラフィ—早期診断への応用と過労性骨障害の診断の拡大
Stress Fracture of Lower Extremity and Bone Scintigraphy: Its Application to Earlier Diagnosis and Broad Diagnosis of Stress Fracture
入江 一憲
1
,
熊野 潔
1
,
万納寺 毅智
1
,
横江 清司
1
,
村瀬 研一
1
,
張 景植
1
,
金子 和夫
1
,
大久保 夫美子
1
,
古田 敦彦
2
,
中嶋 寛之
3
Kazunori IRIE
1
1関東労災病院スポーツ整形外科
2関東労災病院放射線科
3東京大学教養学部
1Department of Orthopaedic Surgery and Sports Medicine, Kanto Rosai Hospital
キーワード:
過労性骨障害
,
stress fracture
,
骨シンチグラフィ
,
bone scintigraphy
,
脛骨過労性骨膜炎
,
脛筋痛
,
shin splints
,
足舟状骨
,
navicle
,
スポーツ障害
,
sports injury
Keyword:
過労性骨障害
,
stress fracture
,
骨シンチグラフィ
,
bone scintigraphy
,
脛骨過労性骨膜炎
,
脛筋痛
,
shin splints
,
足舟状骨
,
navicle
,
スポーツ障害
,
sports injury
pp.1143-1150
発行日 1983年11月25日
Published Date 1983/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906849
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はじめに
スポーツ障害領域において,使いすぎによる下肢の骨痛を訴える疾患は多い.過労性骨障害が代表的なものであるが,その他,shin splints,腱炎,腱鞘炎の一部,単なる打撲によるものなども含まれる.以前から過労性骨障害においてはRIのuptakeを示すことが知られていたが,我々は過労性骨障害を中心としたスポーツ障害領域における種々の骨痛を訴える疾患に対して,骨シンチを施行し,その結果を分析することによって,過労性骨障害の診断の拡大とその早期診断,確定診断への骨シンチの応用に関して,2,3の知見を得たので報告する.
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